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1月の時候の挨拶・季節の言葉|上旬・中旬・下旬の書き出しと結び例文

1月の時候の挨拶・季節の言葉|上旬・中旬・下旬の書き出しと結び例文

2026年08月14日 22:14

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1月の手紙を書こうとしたとき、「新春の候はいつまで使える?」「1月下旬にはどんな時候の挨拶が合う?」と迷うことはありませんか。


1月は、新しい年を迎える華やかな時期から、一年で最も寒さの厳しい頃へと、ひと月の中でも季節の表情が移り変わります。


改まった手紙では「新春の候」「大寒の候」など、時期に合った時候の挨拶を選ぶことが大切です。親しい方への手紙なら、雪景色や冬の陽だまり、蝋梅の香りなど、自分が身近に感じた季節を言葉にするのもよいでしょう。


この記事では、1月上旬・中旬・下旬に使える時候の挨拶をはじめ、書き出しや結びの例文、そのまま使える季節の言葉をご紹介します。

手紙を送る相手や時期に合わせて、あなたらしい一文を見つける参考にしてください。


目次

1.1月の時候の挨拶は、時期と相手に合わせて選ぶ

2.1月の改まった手紙に使える時候の挨拶

3.1月の手紙に使える書き出し例文|相手別

4.1月の季節の言葉|そのまま使える文例10選

5.1月の手紙に使える結びの挨拶

6.1月らしい季節の言葉を見つける「観察のヒント」

7.まとめ|1月の季節を自分らしい言葉で届けよう


1.1月の時候の挨拶は、時期と相手に合わせて選ぶ

時候の挨拶には、「新春の候」「大寒の候」のような改まった表現と、「寒さの厳しい日が続いていますね」のように、普段の言葉で季節を伝えるやわらかな表現があります。


ビジネス文書や目上の方への手紙など、改まった場面では「〇〇の候」のような表現がよく使われます。親しい方への手紙では、身近な景色や天気、暮らしの中で感じた季節を自分の言葉で添えると、あたたかみのある書き出しになります。


また、同じ1月でも、時期によって季節の様子は少しずつ変わります。

上旬は、新年を迎えた喜びを伝える「新春」「初春」などの言葉が似合う時期です。
中旬になると、寒さが本格的になり、「小寒」「寒中」などの言葉が使われます。
下旬には、一年で最も寒さの厳しい頃を表す「大寒」などが使われます。


時候の挨拶を選ぶときは、手紙を送る時期と相手との関係に合わせることを基本にすると選びやすくなります。


親しい方への手紙では、決まった言葉だけにとらわれず、そのとき自分が見たり、聞いたり、感じたりした季節を添えてみるのもおすすめです。


2.1月の改まった手紙に使える時候の挨拶

ビジネス文書や目上の方への手紙など、改まった場面では、「新春の候」「大寒の候」といった漢語調の時候の挨拶がよく使われます。

「候」には、季節や時節という意味があります。「〇〇の候」に続けて、相手の健康や繁栄を喜ぶ言葉を添えると、丁寧な書き出しになります。

1月は、新しい年を迎える華やかな時期から、一年でも寒さの厳しい時期へと移っていきます。上旬・中旬・下旬、それぞれの季節に合った時候の挨拶を見ていきましょう。


1月上旬に使える時候の挨拶

新春の候(新しい年を迎えた頃に)

「新春」は、新しい年、新年を表す言葉です。1月いっぱい使われることもありますが、お正月らしさの残る松の内頃に使うと季節感によく合います。

新春の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

初春の候(新しい年を迎えた頃に)

「初春」は、文字通り「春の初め」を表す言葉ですが、旧暦の名残から新年・正月を表す言葉として使われます。「新春の候」と同じく、松の内頃の挨拶に適しています。

初春の候、皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。


1月中旬に使える時候の挨拶

小寒の候(小寒〔1月5日頃〕~大寒〔1月20日頃〕の前日頃)

「小寒」は二十四節気の一つです。小寒を迎えると「寒の入り」となり、本格的な寒さが始まる頃とされています。

小寒の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

寒中の候(小寒〔1月5日頃〕~立春〔2月4日頃〕の前日頃)

小寒から大寒を経て立春を迎える前までを「寒中」「寒の内」といい、一年でも寒さの厳しい時期にあたります。

寒中の候、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。


1月下旬に使える時候の挨拶

大寒の候(大寒〔1月20日頃〕~立春〔2月4日頃〕の前日頃)

「大寒」は二十四節気の一つで、一年でも最も寒さが厳しい頃を表します。1月下旬から立春の前日頃まで使うことができます。

大寒の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。


厳寒の候(寒さが厳しい頃に)

「厳寒」は、文字通り厳しい寒さを表す言葉です。二十四節気のように使用期間が決まっている言葉ではないため、実際の気候に合わせて使います。

厳寒の候、皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます。


1月を通して使いやすい時候の挨拶

二十四節気に基づく言葉のほかに、日にちを限定せず、その時期の寒さを表す時候の挨拶もあります。

寒冷の候(寒く冷たい時期に)

寒さの続く冬の時期に使える表現です。1月の改まった手紙にも取り入れやすい時候の挨拶です。

寒冷の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

厳冬の候(冬の寒さが厳しい頃に)

「厳冬」は、寒さの厳しい冬を表します。本格的な寒さを迎える1月に使いやすい表現です。

厳冬の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。


※二十四節気の日付は、国立国会図書館「日本の暦|二十四節気」を参考にしています。
二十四節気の日付は年によって前後するため、本記事では「〇月〇日頃」と表記しています。


3.1月の手紙に使える書き出し例文|相手別

手紙の書き出しには、「〇〇の候」といった改まった時候の挨拶だけでなく、普段の言葉で季節に触れながら、相手の近況を尋ねたり、健康を気遣ったりする方法もあります。

1月は、新年のご挨拶から寒さを気遣う言葉まで、手紙を送る時期によってさまざまな書き出しが考えられます。

ここでは、改まった手紙と親しい方への手紙に分けて、そのまま使える書き出しをご紹介します。


改まった手紙・ビジネスに使える書き出し

仕事関係の方や、あらたまったご挨拶では、季節に触れながら、相手の健康や繁栄を喜ぶ言葉を続けると丁寧な印象になります。

  1. 新しい年を迎え、皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

  2. 寒さが一段と厳しくなってまいりましたが、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

  3. 寒さ厳しき折、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

  4. 冷え込みの厳しい日が続いておりますが、皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます。


親しい方への手紙に使える書き出し

友人や親戚、お世話になっている方などへの手紙では、相手の顔を思い浮かべながら、季節や近況に触れると、会話を始めるようなやわらかな書き出しになります。

  1. 新しい年を迎えましたね。お元気でお過ごしでしょうか。

  2. お正月はいかがお過ごしでしたか。こちらは家族でのんびりと新年を迎えました。

  3. 寒い朝が続いていますね。風邪などひかず、元気にしていますか。

  4. 新しい年が始まり、早くも半月が過ぎました。その後、お変わりありませんか。

  5. 寒さの厳しい日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

  6. 年が明け、いつもの暮らしが戻ってきましたね。お変わりなくお過ごしでしょうか。

親しい方への手紙では、「お変わりなくお過ごしでしょうか」「元気にしていますか」など、相手との関係に合わせて言葉の丁寧さを調整するとよいでしょう。

また、「お正月はいかがお過ごしでしたか」のように、その時期ならではの話題から始めると、自然に本文へつなげることができます。


4.1月の季節の言葉|そのまま使える文例10選

「新春の候」「大寒の候」といった決まった表現だけでなく、自分が見た景色や、暮らしの中で感じた季節を普段の言葉で伝えることもできます。

1月は、新しい年を迎えた喜びから、雪や厳しい寒さ、そして少しずつ見え始める春の兆しまで、ひと月の中にもさまざまな季節の表情があります。

ここでは、手紙の書き出しにそのまま使ったり、自分が感じた季節に合わせて言葉を置き換えたりできる文例をご紹介します。


そのまま使える季節の言葉・文例10選

  1. きらきらと輝く朝の光に、新しい年の喜びを感じています。

  2. 今朝、窓を開けると一面の雪景色でした。

  3. 雪晴れのなか、真っ赤な山茶花が誇らしげに咲いていました。

  4. 凛とした朝の空気に、身も心も引き締まるようです。

  5. 冷たい風に、思わず襟元を合わせる日が続いています。

  6. 冷え込みが続き、陽だまりに心が和みます。

  7. 庭の水仙が咲き、清らかな香りを漂わせています。

  8. 散歩の途中、蝋梅の甘い香りに思わず足を止めました。

  9. 梅のつぼみが少しずつふくらみ始めました。

  10. 春の訪れが待ち遠しく感じられるこの頃です。

同じ1月でも、住んでいる地域やその年の気候によって、見える景色や感じる季節は異なります。

文例をそのまま使うだけでなく、「今日、自分はどんな季節を感じただろう」と身のまわりを見渡し、自分が実際に見たり、聞いたり、感じたりしたことに置き換えてみるのもおすすめです。

何気ない日常の一コマも、そのときだからこそ書ける、自分らしい季節の言葉になります。


5.1月の手紙に使える結びの挨拶

手紙の結びには、季節に触れながら、相手の健康や幸せを願うひとことを添えると、最後まで心のこもった印象になります。

1月は寒さの厳しい時期です。相手の身体を気遣う言葉のほか、新しい一年の幸せを願う言葉や、春を待つ気持ちを添えるのもよいでしょう。


改まった手紙・ビジネスに使える結び

  • 寒さ厳しき折、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

  • 厳しい寒さが続きますので、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。

  • 本年も皆様にとりまして、実り多き一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

  • 本年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


親しい方への手紙に使える結び

  • 寒い日が続きますので、どうぞあたたかくしてお過ごしください。

  • まだまだ寒さが続きます。風邪などひかれませんよう、どうぞご自愛ください。

  • 新しい一年が、笑顔あふれる素敵な年になりますように。

  • 春の訪れを楽しみに、元気に冬を過ごしましょう。

  • またお会いできる日を楽しみにしています。どうぞお元気でお過ごしください。

書き出しでは季節を分かち合い、結びでは、その季節を過ごす相手を気遣う。そう考えると、時候の挨拶を手紙の最初だけでなく、最後にも自然に取り入れることができます。


6.1月らしい季節の言葉を見つける「観察のヒント」

季節の言葉を自分で見つけたいときは、身のまわりの景色や暮らしに目を向けてみましょう。

1月は、冬の寒さの中にも、新しい年ならではの風景や、少しずつ近づく春の兆しを見つけることができます。

自然・植物
雪、霜、冬晴れ、冬の陽だまり、水仙、山茶花、蝋梅、梅のつぼみなど

暮らし・行事
お正月、初詣、七草、鏡開き、成人の日など

食べ物
お雑煮、七草粥、お餅、みかん、旬の冬野菜など

五感で感じるもの
冷たい朝の空気、雪を踏む音、蝋梅や水仙の香り、冬の陽射しなど


冷たい空気の中にも、陽だまりの暖かさや梅のつぼみなど、少しずつ変わっていく季節の姿があります。いつもの景色を眺めながら、心に留まったものを自分の言葉にしてみてください。


7.まとめ|1月の季節を自分らしい言葉で届けよう

1月は、新しい年を迎える喜びから、厳しい寒さ、そして少しずつ近づく春の兆しまで、ひと月の中にもさまざまな季節の表情があります。

改まった手紙では、「新春の候」「小寒の候」「大寒の候」など、手紙を送る時期に合った時候の挨拶を選ぶことが大切です。

一方、親しい方への手紙なら、決まった表現にとらわれず、自分が見た景色や感じた季節を言葉にしてみるのもよいでしょう。

「今朝は霜が降りていた」
「水仙が咲き始めた」
「陽だまりが暖かく感じられた」

そんな日々の小さな気づきも、手紙に添えれば、相手と季節を分かち合う言葉になります。

時候の挨拶を、単なる形式としてではなく、今の季節と相手を思い浮かべる時間として楽しんでみてはいかがでしょうか。

1月の景色をあなたらしい言葉にして、大切な方へ届けてみてください。


1月~12月の時候の挨拶・季節の言葉

ほかの月の時候の挨拶や季節の言葉をお探しの方は、1月から12月までをまとめたこちらの記事もご覧ください。

▶ 時候の挨拶・季節の言葉|1月~12月の手紙に使える表現・文例集【保存版】


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この記事を書いた人

文・むすびね代表 青木多香子
キャリアコンサルタントとして5,000名以上の相談に携わるとともに、「むすびね」で手紙やメッセージの文章作成をサポート。手紙講座の講師としても活動し、「自分らしい言葉で想いを届ける」お手伝いをしています。


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