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7月の時候の挨拶・季節の言葉|上旬・中旬・下旬の書き出しと結び例文

7月の時候の挨拶・季節の言葉|上旬・中旬・下旬の書き出しと結び例文

2026年08月14日 22:20

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7月の手紙を書こうとしたとき、「盛夏の候はいつから使える?」「7月下旬にはどんな時候の挨拶が合う?」と迷うことはありませんか。

7月は、梅雨の名残を感じる頃から、青空に入道雲が広がり、蝉の声が響く本格的な夏へと、ひと月の中でも季節の表情が大きく移り変わります。

改まった手紙では「小暑の候」「大暑の候」など、時期に合った時候の挨拶を選ぶことが大切です。親しい方への手紙なら、夏空や蝉の声、風鈴の音など、自分が身近に感じた季節を言葉にするのもよいでしょう。

この記事では、7月上旬・中旬・下旬に使える時候の挨拶をはじめ、書き出しや結びの例文、そのまま使える季節の言葉をご紹介します。

手紙を送る相手や時期に合わせて、あなたらしい一文を見つける参考にしてください。


目次

1.7月の時候の挨拶は、時期と相手に合わせて選ぶ

2.7月の改まった手紙に使える時候の挨拶

3.7月の手紙に使える書き出し例文|相手別

4.7月の季節の言葉|そのまま使える文例10選

5.7月の手紙に使える結びの挨拶

6.7月らしい季節の言葉を見つける「観察のヒント」

7.まとめ|7月の季節を自分らしい言葉で届けよう


1.7月の時候の挨拶は、時期と相手に合わせて選ぶ

時候の挨拶には、「小暑の候」「大暑の候」のような改まった表現と、「暑い日が続いていますね」のように、普段の言葉で季節を伝えるやわらかな表現があります。

ビジネス文書や目上の方への手紙など、改まった場面では「〇〇の候」のような表現がよく使われます。親しい方への手紙では、身近な景色や天気、暮らしの中で感じた季節を自分の言葉で添えると、あたたかみのある書き出しになります。

また、同じ7月でも、時期によって季節の様子は少しずつ変わります。

上旬は、梅雨空が続く地域もある一方で、晴れ間には夏らしい日差しや暑さを感じる時期です。

中旬になると、梅雨明けを迎える地域も増え、青空や蝉の声など、夏らしい景色や音が身近になってきます。

下旬には、二十四節気の「大暑」を迎えます。一年でも暑さが厳しくなる頃にあたり、強い日差しや夏空に、本格的な夏を感じる時期です。

時候の挨拶を選ぶときは、手紙を送る時期と相手との関係に合わせることを基本にすると選びやすくなります。

親しい方への手紙では、決まった言葉だけにとらわれず、そのとき自分が見たり、聞いたり、感じたりした季節を添えてみるのもおすすめです。


2.7月の改まった手紙に使える時候の挨拶

ビジネス文書や目上の方への手紙など、改まった場面では、「小暑の候」「大暑の候」といった漢語調の時候の挨拶がよく使われます。

「候」には、季節や時節という意味があります。「〇〇の候」に続けて、相手の健康や繁栄を喜ぶ言葉を添えると、丁寧な書き出しになります。

7月は、梅雨の名残を感じる頃から、次第に夏らしい暑さが増し、本格的な夏へと移っていく月です。上旬・中旬・下旬、それぞれの季節に合った時候の挨拶を見ていきましょう。

7月上旬に使える時候の挨拶

小暑の候(小暑〔7月7日頃〕~大暑〔7月23日頃〕の前日頃)

「小暑」は二十四節気の一つです。梅雨明けが近づき、少しずつ暑さが本格的になっていく頃とされています。

小暑の候、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

7月中旬に使える時候の挨拶

盛夏の候(夏の暑さが盛りを迎える頃に)

「盛夏」は、夏の最も暑い時期を表す言葉です。梅雨が明け、夏らしい暑さが続く頃の挨拶に適しています。

盛夏の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

7月下旬に使える時候の挨拶

大暑の候(大暑〔7月23日頃〕~立秋〔8月7日頃〕の前日頃)

「大暑」は二十四節気の一つで、一年でも暑さが厳しくなる頃を表します。7月下旬から立秋の前日頃まで使うことができます。

大暑の候、皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。

炎暑の候(夏の日差しが強く、暑さが続く頃に)

「炎暑」は、焼けつくような厳しい夏の暑さを表す言葉です。二十四節気のように使用期間が決まっている言葉ではないため、実際の気候に合わせて使います。

炎暑の候、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。


※二十四節気の日付は、国立国会図書館「日本の暦|二十四節気」を参考にしています。
二十四節気の日付は年によって前後するため、本記事では「〇月〇日頃」と表記しています。


3.7月の手紙に使える書き出し例文|相手別

手紙の書き出しには、「〇〇の候」といった改まった時候の挨拶だけでなく、普段の言葉で季節に触れながら、相手の近況を尋ねたり、健康を気遣ったりする方法もあります。

7月は、梅雨空から夏らしい青空へと移り、日差しの強さや蝉の声などにも、本格的な夏の訪れを感じる時期です。

ここでは、改まった手紙と親しい方への手紙に分けて、そのまま使える書き出しをご紹介します。

改まった手紙・ビジネスに使える書き出し

仕事関係の方や、あらたまったご挨拶では、季節に触れながら、相手の健康や繁栄を喜ぶ言葉を続けると丁寧な印象になります。

  1. 夏の日差しがまぶしく感じられる季節となりました。皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

  2. 日ごとに暑さが増してまいりましたが、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

  3. 青空のまぶしい季節を迎えました。皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

  4. 本格的な夏を迎え、暑さの厳しい日が続いておりますが、皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます。

親しい方への手紙に使える書き出し

友人や親戚、お世話になっている方などへの手紙では、相手の顔を思い浮かべながら、季節や近況に触れると、会話を始めるようなやわらかな書き出しになります。

  1. 暑い日が続くようになりましたね。お元気でお過ごしでしょうか。

  2. 夏らしい青空が広がる季節になりました。その後、お変わりありませんか。

  3. 蝉の声が聞こえるようになり、いよいよ夏本番ですね。いかがお過ごしでしょうか。

  4. 梅雨も明け、日差しがぐっと強くなりましたね。お元気でお過ごしですか。

  5. 冷たい飲み物がおいしく感じられる季節になりました。その後、お変わりありませんか。

  6. 日が暮れても暑さの残る日が増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

親しい方への手紙では、「お変わりありませんか」「お元気でお過ごしでしょうか」など、相手との関係に合わせて言葉の丁寧さを調整するとよいでしょう。

また、「夏休みの予定は決まりましたか」のように、その時期ならではの話題から始めると、近況を尋ねながら自然に本文へつなげることができます。


4.7月の季節の言葉|そのまま使える文例10選

「小暑の候」「大暑の候」といった決まった表現だけでなく、自分が見た景色や、暮らしの中で感じた季節を普段の言葉で伝えることもできます。

7月は、梅雨明けとともに夏らしい青空が広がり、蝉の声や風鈴の音など、目に映る景色だけでなく、音や暑さからも夏を感じられる時期です。

ここでは、手紙の書き出しにそのまま使ったり、自分が感じた季節に合わせて言葉を置き換えたりできる文例をご紹介します。

そのまま使える季節の言葉・文例10選

  1. 梅雨明けを思わせる、夏らしい青空が広がっています。

  2. 梅雨が明け、いよいよ夏本番を迎えました。

  3. 通勤途中に蝉の声が響き、夏の到来を感じました。

  4. 蝉しぐれに包まれながら歩く朝が増えてきました。

  5. 青空に真っ白な入道雲。夏ですね。

  6. 風鈴の涼やかな音に、ひととき暑さを忘れます。

  7. 太陽にまっすぐに向かう、向日葵の花に元気をもらっています。

  8. ベランダのミニトマトが日に日に育ち、毎朝眺めるのが楽しみです。

  9. かき氷がひときわおいしく感じられる季節になりました。

  10. 街を歩くと、日傘を差す人の姿が目立つようになりました。

同じ7月でも、住んでいる地域やその年の気候によって、見える景色や感じる季節は異なります。

文例をそのまま使うだけでなく、「今日、自分はどんな季節を感じただろう」と身のまわりを見渡し、自分が実際に見たり、聞いたり、感じたりしたことに置き換えてみるのもおすすめです。

何気ない日常の一コマも、そのときだからこそ書ける、自分らしい季節の言葉になります。


5.7月の手紙に使える結びの挨拶

手紙の結びには、季節に触れながら、相手の健康や幸せを願うひとことを添えると、最後まで心のこもった印象になります。

7月は、梅雨が明けると本格的な夏を迎え、日差しも暑さも厳しくなっていく時期です。相手の身体を気遣う言葉のほか、夏の日々を健やかに過ごせるよう願う言葉や、再会を楽しみにする気持ちを添えるのもよいでしょう。

改まった手紙・ビジネスに使える結び

  • 暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。

  • 本格的な夏を迎え、皆様のますますのご健勝を心よりお祈り申し上げます。

  • 猛暑の折、どうぞお身体を大切にお過ごしくださいますようお願い申し上げます。

  • 盛夏のみぎり、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

親しい方への手紙に使える結び

  • 暑い日が続きますので、どうぞお身体を大切にお過ごしください。

  • これからが夏本番です。無理をせず、元気にお過ごしください。

  • 夏ならではの楽しみを見つけながら、素敵な毎日をお過ごしください。

  • 暑さの中にも、心穏やかなひとときがありますように。

  • またお会いできる日を楽しみにしています。どうぞ元気に夏をお過ごしください。

書き出しでは季節を分かち合い、結びでは、その季節を過ごす相手を気遣う。そう考えると、時候の挨拶を手紙の最初だけでなく、最後にも自然に取り入れることができます。


6.7月らしい季節の言葉を見つける「観察のヒント」

季節の言葉を自分で見つけたいときは、身のまわりの景色や暮らしに目を向けてみましょう。

7月は、夏空や蝉の声、強い日差しなど、目に映るものだけでなく、音や暑さからも本格的な夏を見つけることができます。

自然・植物
入道雲、向日葵、朝顔、蝉、夕立など

暮らし・行事
七夕、風鈴、日傘、夏休み、花火など

食べ物
すいか、桃、とうもろこし、枝豆、かき氷など

五感で感じるもの
蝉の声、風鈴の音、強い日差し、夕立のあとの風、夏の夕暮れなど


蝉の声や風鈴の音、空に浮かぶ入道雲など、7月の季節は目で見るものだけでなく、耳からも伝わってきます。いつもの暮らしの中で出会った「夏らしさ」を、自分の言葉で残してみてください。


7.まとめ|7月の季節を自分らしい言葉で届けよう

7月は、梅雨の名残を感じる頃から、青空に入道雲が広がり、蝉の声が響く本格的な夏へと、季節が大きく移り変わる時期です。

改まった手紙では、「小暑の候」「盛夏の候」「大暑の候」「炎暑の候」など、手紙を送る時期や実際の気候に合った時候の挨拶を選ぶことが大切です。

一方、親しい方への手紙なら、決まった表現にとらわれず、自分が見た景色や感じた季節を言葉にしてみるのもよいでしょう。

「蝉の声が聞こえるようになった」
「風鈴の音が涼やかに響いていた」
「夕立のあとの風が少し涼しく感じられた」

そんな日々の小さな気づきも、手紙に添えれば、相手と季節を分かち合う言葉になります。

時候の挨拶を、単なる形式としてではなく、今の季節と相手を思い浮かべる時間として楽しんでみてはいかがでしょうか。

空や音、暮らしの中で見つけた7月の季節をあなたらしい言葉にして、大切な方へ届けてみてください。


1月~12月の時候の挨拶・季節の言葉

ほかの月の時候の挨拶や季節の言葉をお探しの方は、1月から12月までをまとめたこちらの記事もご覧ください。

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この記事を書いた人

文・むすびね代表 青木多香子
キャリアコンサルタントとして5,000名以上の相談に携わるとともに、「むすびね」で手紙やメッセージの文章作成をサポート。手紙講座の講師としても活動し、「自分らしい言葉で想いを届ける」お手伝いをしています。


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